LondonsAlice’s blog

好きな物事について。

ミュージカル『ジェーン・エア』プログラム

ミュージカル『ジェーン・エア』プログラム

そういえば数日前に『ジェーン・エア』のプログラムが届いたのですよ。

やっぱり演者さんのインタビューは読み応えがある。

歌詞も少し載っていたけど、メロディはもう霞の彼方……でも読むだけでも結構満足感がある…… 。

井上さん上白石さん屋比久さんの、ジェーンとロチェスターの結婚についてのご意見が私と同じでとても安心しました。

「なんで黙ったまま結婚できると思ったんだろうな」

ですよね!

 

『不思議の国のアリス ビジュアルファンBOOK』マイナビ

『不思議の国のアリス ビジュアルファンBOOK』マイナビ

モデルさんがアリス役になって、色んな衣装やイラストや小道具とかでコラージュしたアリス世界とともに物語が展開していく本。

どのビジュアルも凝ってて可愛い。

物語文はなんと原文(英文)も併記されているのがさり気なくすごい。

 

『ジェーン・エア 上 下』新潮文庫

『ジェーン・エア 上 下』新潮文庫

ジェーン・エア』を読んだ。

舞台を観てから本を読む経験はなかなかないので新鮮。

微細にわたる描写を楽しみつつ、端折られている部分やエピソードが並べ替えられてる部分などにふむふむなるほど……とミュージカル化に際しての工夫に思いを馳せる。

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『ジェーン・エア』 2023年4月1日配信

4月1日、配信で観ました。萌音ジェーン版です。
井上芳雄さんとのコンビ観るのはダディ・ロング・レッグスに続いて二度目。
タイトルは知っていたけれど本を読んだことはなく、さてどうだろう、と軽く調べたところ、後味はなかなか良さそうだぞ?ということで鑑賞。
そして観てみたら、ほぼ知らないということもあって先の展開が分からないのがもどかしくも興味深く、第一幕が終わる頃にはよし本を読もう!という気持ちが湧いてきたりもして。
良い体験をさせて頂きました。

 

ということで感想文。

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『TIMELESS PARIS 昔ながらのパリの工房と個人商店』ホビージャパン

『TIMELESS PARIS 昔ながらのパリの工房と個人商店』ホビージャパン

パリの素敵なお店がいろいろ出ている本。

インテリア雑貨とか骨董品屋とか金物屋とか古書店とか……。

写真だけじゃなくイラストもあったりする。 私の中の仮想パリが膨らむ。

 

『宝石鳥』の真狩さん。

『宝石鳥』東京創元社

前にもこの本の写真は撮ったけど、ちょっと違う向きで撮ってみた。

 

改めて『宝石鳥』の真狩さんのことを思う今日この頃。

踊り手の女性と恋をして結婚して仕事も順調で幸せだったけど、飛行機事故で妻を亡くしてからは仕事もせず彼女の遺骨(左手のみ・指輪つき)を青いガラスの箱に入れて眺めながら過ごすだけ。な真狩さん。 けれどあるきっかけで妻の故郷を訪れた折“死者を呼び戻す祭り”があると知り……

物語は他にも様々な人々のことが代わる代わる描かれていって最終的にひとつの出来事に繋がっていく群像劇的なものなんだけど、最初と最後が真狩パートなのでより印象に残る。

ラストシーンすごく好き。

鴇澤亜妃子さんの本はどれも好き。 いつか新作は出るのかしら……と思いつつ、今ある3作を大事にしていこうという気持ち。

 

『宝石鳥』のラストの解釈は読者に委ねられているタイプのお話だと思うのですが、ならば私は思いきり良い方に解釈をしたい。

でもあれは特にその後を考えずあれだけ受け取ってそのままにしたい。とも思う。

 

ディズニーランド・パリのショーの話 3

数日空いてしまいましたが、一応これが最後。
今回は2023年現在も現役のショーについて。
あちらのパークは屋内シアターのショーも撮影出来るらしい。凄い。
現役ということで動画リンクはありません。が、検索すれば高画質映像がどんどん出て来ます。

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ディズニーランド・パリのショーの話 2

このところYouTubeで頻繁に見ているディズニーのショーについて語る。
今回は
カップルたちのクリスマスショー
白雪姫のミニショー
春のメリーポピンズショー
90年代の豪華ショー
の4本。
動画紹介コーナーというわけではないので動画リンクはあったりなかったり。
気になりましたらYouTubeで検索してくださいね。

(動画リンクは観られなくなる可能性があります)

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ディズニーランド・パリのショーの話 1

このところYouTubeで頻繁に見ているディズニーのショーについて語る。
今回はプリンセス系のショーについて。
動画紹介コーナーというわけではないので動画リンクはあったりなかったり。
気になりましたらYouTubeで検索してくださいね。

(動画リンクは観られなくなる可能性があります)

 

タイトル表記は
英語/仏語
です。
色んな動画を渡っていくと、タイトルか概要欄にどちらも併記してあるものがどこかで見つかるので、それで検索するとまた新たな回と巡り会えてありがたい。

 

あれからちょっとだけ文の修正追記しました。

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『ピクニックatハンギング・ロック HDニューマスター<コレクターズ・エディション>』

『ピクニックatハンギング・ロック HDニューマスター<コレクターズ・エディション>』ブルーレイ

ブルーレイを買ったのよ。

今までDVDしか持ってなかったけど、原作読んだので欲しくなってしまい。

2014年に出たそうで。 改めて観たけど嗚呼白い服の乙女たち美しい。

 

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『ピクニック・アット・ハンギングロック』東京創元社

『ピクニック・アット・ハンギングロック』東京創元社

映画の原作。 最近読んで好きになった。

当たり前だけど読んでから映画観ると内容がぐっと入りやすくなるな……。

あとがき解説も面白い。結局実話かどうかも謎なのか……?

今までよりこのお話が好きになった。

小公女もそうだけど、寄宿舎女学校で、校長が「この生徒がいることで学校の格が上がっている」的なことを思ってる描写がなんか好き。そういう存在の生徒がいるということが。

で、その生徒の身に何かが起きて校長が苛ついたり苦悩したりする。そこも好き。

 

『芥川龍之介・菊池寛共訳 完全版 アリス物語』グラフィック社 マーガレット・タラント絵

『芥川龍之介・菊池寛共訳 完全版 アリス物語』グラフィック社 マーガレット・タラント絵

噂には知ってたけど手に取れるとは思ってなかった芥川さんと菊池さんの翻訳。(それにまたちょっと手を加えているらしいけど)

訳文も興味深いながら外観もとても可愛い本。白基調にピンクの帯。栞紐が水色。色合いがキュート……。

写真じゃ全然分からないけど帯には植物模様があってそれも可愛いの。

挿絵はマーガレット・タラントという人なんだけど、各種アリス本の挿絵紹介コーナーみたいなとこでちょっと見るくらいだったんだけど、まさかこんなきっかけで一冊フルで見られるとは。

柔らかくて品があって素敵な絵。

ちなみにこの本、私の手持ちのアリス本の中で最新。2月8日発売。

未だに新しいアリスの本が出るんだな~。