LondonsAlice’s blog

好きな物事について。

LondonsAlice:英子

ヘッダー代わりの画像

Twitter「英子」のあれこれを並べ替えたり加筆修正したりしてブログ記事の形に纏め直したもの。(Twitterに記したこと全てという訳ではない)

ブログだけで書いてる長めの文もあったりする。

好きな作品の内容には言及します。

大きめ画面で見て欲しい。

画像はTwitterのヘッダーが我ながら気に入っているのでそれに近づけて作りました。

 

Twitter min.t (Twitterまとめ) Privatter Mastodon

 

以下、カテゴリー説明など。

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クリスマスイブの夜には

チューリヒバレエの『くるみ割り人形とネズミの王様』を鑑賞しました。

久々に全幕通して観たけどやっぱり大好きであるなぁと実感。

改めて観ると2幕の解釈にちょっと迷う不思議なつくりで面白い……おとぎの世界と現実の境がはっきりしてない感じ。

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ジブリ美術館のポストカード。

三鷹の森ジブリ美術館ポストカード 『パティオ』『ケーキハウスへ続く道』 『「もの語る所」花の演出部』

最近行った訳じゃない。

数年前に2度行った。多分1度目に買ったやつ。

いま凄く三鷹ジブリ美術館に行きたい気持ちが湧いている。

でもそう簡単には行けないんだな予約制だし……春頃になんとか……暖かくなった頃に……。

ジブリ美術館、上映してる映画のどれ観たいかで行く日を決めるとなるとなかなか難しい。
あの小さい可愛い映画館にまた行きたい。

 

ブルーレイ『英国ロイヤルバレエ シンデレラ 2023年版』

ブルーレイ『英国ロイヤルバレエ シンデレラ 2023年版』

先日こちらを入手して観たのです。

多分6月に映画館で観たのそのまま。だと思う。

字幕付き特典映像もあの時幕間でやってたもの……だと思う。全部じゃないけど少しでも入れてくれて良かった!

ケース内には日本語の解説文的なのも入ってて、そこには写真とかなかったけど読んで損はない解説でした。

私のバレエラインナップも増えたなぁ。英国ロイヤルだけで9本。

 

『スナーク狩り』

『スナーク狩り』新書館

『本の中のアリス』番外編のような感じの。

Bで始まる呼び名のキャラクターたちが船に乗り込み“スナーク狩り”へ出発するけれど、スナークが何かはいまだ謎という物語詩。

ほんのり不気味な気配も漂いつつ、ルイスキャロル的世界にたっぷり浸る。

鏡の国のジャバウォッキーの詩を参照すればより面白い。

 

『スナーク狩り: L.キャロルの原詩による変奏』岩波書店

こちらもスナーク狩り。 最初の物語詩のあとに、これを舞台化(歌芝居!)した際の台本が載っている。

どんな音楽で演じられたのか……想像しつつ、ああ実際に観てみたい。当時の劇場で。という夢を描く。

この本ミヒャエル・エンデルイス・キャロルの作品を語ってるページがあってちょっと凄いんだよな……エンデのお話にも色々お世話になりました。

 

アリスは絵本や映画やバレエ等で色々な表現がされているのだから、スナーク狩りも一度くらいは映画とかになってもいいのに。まああんまり華のある話ではないけど……。でも衣装とか演出とかでどうにかして……出来ないか……。

 

遠いオズの国。

先日YouTubeを眺めていたら『オズの魔法使い』のバレエを見つけて。

3分くらいのダイジェストだけど、衣装もセットも演出も楽しくて、音楽も良くて、流れを見るにベースがあのミュージカル版で、しかもKansas City Ballet。

凄く見たいのに、見る手段が無い。


こちらダイジェスト動画2種類。埋め込み式にしなかったのは自分でこの記事見たときサムネイル出ると見られない寂しさが募るから……。

 

Septime Webre's The Wizard of Oz // Kansas City Ballet - YouTube

The Wizard of Oz // KC Ballet 2022 - YouTube

 

2種類で映像ちょっと違うけど、あああああ素敵だ……。

竜巻の演出凄いし、マンチキンのカラフルさとかグリンダと西の魔女の存在感とか、かかし木こりライオンとかケシ畑とかエメラルドシティとか空飛ぶサルとか!

浮いてる!飛んでる!

トトをあのように演出するのも納得だし、レンガの道にわくわくするし。

ルビーの靴の鮮やかさが映える。ドロシー可愛い。

音楽も素晴らしくファンタジーで楽しい。

あああちゃんと全部見たい……見られない……虹の向こうに行けない……。

ブルーレイ出して……。それかBSプレミアムシアター……期待薄い……。

 

それにしてもオズのバレエがカンザスシティバレエなの最高で堪らない。アリスを英国ロイヤルバレエで、と同じくらいロマン。

バレエには使われてないだろうけど、今頭の中でオーバーザレインボーが流れて止まらない。

↑ ということで映画『オズの魔法使』観た。名作はいつ観ても名作。クラシックファンタジー素晴らしい。

しかし尚更バレエ版が観たくなって困った。箒のくだりとか台詞なしでどう伝えるんだろう。

あのシーンこのシーンはどんな踊りをするんだろう。

カンザスシーンで映画におけるオーバーザレインボーにあたるドロシーの夢見るソロとかあるのかな……。

 

赤いアリスと青いキャロル。

『詳注アリス 完全決定版』亜紀書房 『ルイス・キャロルの実像』小鳥遊書房

この2冊、私の中では一対なのです。

作者も出版社も違うけど、方や赤黒、方や青金の装丁の美しさとかハードカバーの厚みとか、何より内容がアリス物語そのものについてのあれこれと、ルイス・キャロルその人についてのあれこれと。

 

『詳注アリス 完全決定版』背表紙 『ルイス・キャロルの実像』背表紙

赤の女王と青の騎士、みたいなことを思ったりしてしまう2冊。

……ただこの2冊、あまりに厚く文章量も多く、未だ全て読み通してはおらず……持ってるだけでも満足という体たらく。いつか読みます。読みますとも……。

『ルイス・キャロルの実像』小鳥遊書房

『ルイス・キャロルの実像』小鳥遊書房

ルイス・キャロルについてのあらゆることが書かれた本。

見た瞬間に購入していた。装丁に一目惚れだった。 だってこんな美しい本でしかも中身がルイス・キャロル。そんなの惚れないはずがない。 厚みと重みが堪らない。

 

『ルイス・キャロルの実像』カバー下 アリス
『ルイス・キャロルの実像』カバー下 チェシャ猫

またこれカバー外しても素敵なの。

アリスがいて、チェシャ猫がいる。そのセンス。素晴らしい。

カバーの真ん中のルイス・キャロル肖像画も、裏表紙の折り返しに別パターンがあって、そこにはチェシャ猫がいるの。それも好き。

 

『詳注アリス 完全決定版』亜紀書房

詳注アリス

アリスについてのあらゆることが書かれている本。

挿絵もテニエル版だけじゃなくて色んな人のが載っている。

 

『詳注アリス 完全決定版』 斜めから。

厚さと装丁がまた素晴らしい。分厚いハードカバーは時に美術ですよ。

中身が良ければなおのこと。

 

この本、実在アリスの名前表記が“アリス・リドゥル”なのが特徴的というか新鮮というか、そっちの方が発音に近いんだろうか……。

リデルで慣れてるからおや、となるけど、外国名って割と表記揺れあるからそういうこともあるか。

 

英国ロイヤル・バレエ『シンデレラ』1969年版

英国ロイヤルバレエ『シンデレラ』DVD 1969年版

1969年版のシンデレラDVD。

2023年版を知って、そこから調べて5月に買って。でもチケット取れるかどうか分からなかったので無事に観られた暁には観ようと思ってたの。

で、無事に観られたので観たよ。と。

 

全体的には2023年版と同じ感じの演出だけど、四季の妖精たちが途中でチュチュになるタイミングが違ってたり(1幕の最後の方。冬の精は最初からチュチュ姿)、舞踏会場がスタンダードにお城の中だったり違うところもあって面白い。

あと昔から継母いなくて義姉ふたりだけでドタバタしてたのね。

勿論2023年版の方がセットも衣装もクラシカル&今風の洗練感、だけど昔の演目はクリア過ぎない映像も含めてクラシック感が際立っててこっちはこっちで好きである。

12時のところで大きな時計が描かれた透ける幕がおりてくるのは今観ても魅力的な演出でとっても良かった。

 

英国ロイヤル・バレエ『シンデレラ』2023

英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2023 シンデレラ フライヤー(チラシ)


行ってきました英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2023
普通の映画みたいにパンフレットとかなくてこんな紙一枚きりだったけど、情報はこれ一枚に収まっているのだった。

 

どこで知ったかはもう忘れたけれど、元々シネマシーズンのことはぼんやり頭にありまして。
でもまあ大体めぼしいバレエや舞台作品の映像はまあまあ手元に集まってるからなぁ、と、あまり食指は動かずにいて。
しかしひょんなことから今季の演目を調べたところ『シンデレラ』があることに気付き。

 

英国ロイヤルバレエのシンデレラ?

 

と驚き。
調べたらあったんですよね。何故か英国ロイヤルにシンデレラのイメージがなかったけど、あるんですよね。昔のやつがDVDも出てた(5月に買った)。
どうやら2023年度の新作(新版)らしい。
最新だからまだブルーレイとかになってない。
私が見たときにはまだイメージ画像一枚きりだったけどそれが素敵だった。
眠れる森の美女とかくるみ割り人形とかみるに衣装やセットはきっと好みであろう!
と予想をつけたのが多分3月くらい。初めての映画館にドキドキしながらWebでチケット買って観に行ってみたら予想に違わず素晴らしかった。
観ている間、私が座っているのはコヴェントガーデンのロイヤルオペラハウスの椅子だった。
赤いビロード(かどうかは知らないけど多分そうなはず!)の椅子。
小さなキノコみたいな照明に囲まれて、あの紋章付きの緞帳の前で。

 

というわけで感想です。

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『人形の国のアリス』小学館

『人形の国のアリス』小学館

ある日ドールハウスに現れた見覚えのない階段に吸い込まれて、アリスが迷い込んだ不思議な世界でのあれやこれや。

見覚えがあるようでないようなキャラクターたちと繰り広げられる言葉遊び。 続編?番外編?スピンオフ?なんともいえない不思議なお話。

この本に出て来るアリスは、多分ルイス・キャロルの作品の中のアリスとは違うアリス、だと思う。けど、あのアリス的世界に近しいものを表したいって気持ちは凄く伝わる……。

楽しい物語です。

 

『エンジェル』

『エンジェル』DVD (フランソワ・オゾン監督作品)

最近買ったもの。

『エンジェル』DVD!

ブルーレイ出てない映画のDVDは結構値の張る売られ方をしていることもあるけど、そこそこの値段のを見つけたのでお買い上げ。

好きな作品に装丁(ジャケット)がついているのは良いものです。

GYAOで観たから内容は知ってるんだけど、やっぱり品物として持っていたいなぁという気持ちはあった。

叶って良かった。

 

ディズニー楽曲アレンジ集

youtu.be

 

ゲームにはとんと興味がないし、いつの間にかサービス終わってたからこれからやることもないけれど、馴染んだ曲たちのアレンジとキラキラの映像と、音に合わせてテンポよく弾ける光が楽しくて何度も見てる。

昔馴染みのディズニー楽曲は水のように心に浸透する……。