マリーとフリッツについて。
おとぎの国のマリーが家族や友達に化けたネズミたちに囲まれて怖がっているところにフリッツがやってきて、ネズミを追い払ってくれるシーンがあって。
あれって、いつもは喧嘩ばかりでも、マリーの心の中では実はフリッツを頼もしいお兄ちゃんと思っている部分もある、ということなのか。
それとも、実際に一度くらいはフリッツがマリーを助けてくれたことがあって、それが幻想世界でああいう形で現れたのか。
どちらにしても、心の中ではお兄ちゃんが好きなところがあるのだなぁ……と温かくなるシーン。フリッツの頬にキスするマリーが可愛い。
マリーとフリッツの組み合わせも好き。取っ組み合いダンスのやんちゃ&おてんば感が元気で良い。
英国ロイヤル観て、そこから改めてチューリヒのに戻ると、あれって思った以上に斬新なことやってたんだな……と知れてまた面白さが増す。 曲順入れ替えまくってるもんな……でも要所要所で“このシーンでこの曲”てのはあって。面白い。楽しい。
お話もキャラクターも濃いしドロッセルマイヤー様は初っ端から踊るしマリーとピルリパートの対っぽさが可愛いし、王子がくるみ割りになるとこはがくがくした動きが素晴らしいし……行進曲でくるみ割り人形が踊るの最高なんだよ! 他にもいろいろ好きなところいっぱい。
書こうと思えばいくらでも好きなところ書ける気がするけど、一度に書きすぎるのもあれなので今回はこれくらいで。 やっぱりあのバージョン大好きだわ……。