いかにチューリヒバレエ版に惚れ込んでるとはいえ、動画サイトで色んなバレエ映像をあれこれ見るうちにここらでひとつThe・クラシックなバージョンも持っておきたいという気持ちが芽生えまして。
こちらはこちらで原作を下敷きにしているのが分かって良い。
いやーもうクラシックの魅力花盛りでしたわ。
スタンダードな白い衣装の雪の精はやっぱり美しかった。
あし笛とか花のワルツとかその他各パートのダンス楽しい。
金平糖の精&おとぎの王子の満を持して感が堪らん。 金色ベースのお城セットと衣装が素敵だ。
セット転換で部屋のものが大きくなってクララが小さくなって見えるのが面白い。ちょっとアリスを思い出した。 特に一幕は昔のファンタジー映画っぽい感じがある。
このバージョンではフリッツは弟なのね。やんちゃしてドロッセルマイヤーさんに浮かべられるのびっくりした。
そのドロッセルマイヤーおじさま。ロマンスグレーなマジシャン風でマントひらひらひらひら見てて気持ちがいい。
くるみ割りさんはハンス・ピーター君というそうで。
冒頭でハンス君を案じてる様があるのが優しい。あまり怪しい人っぽくないなこのおじさまは。
それでまあ最早お馴染み英国ロイヤルなんですよね。
くるみ割りのバレエ映像色々あったけど、どれかと言われたらここから選びたかった。
金平糖の精と、彼女とペアになる王子を、3幕版アリスでアリスとジャックやってた人たちがやっていて、そういう面でも面白い……二人ともキラキラ金髪で一見では同じ人だと分からなかったよ。