タイトルはアリスだし、冒頭こそ不思議の国のアリスの様相だけど、読むにつれオリジナルの少女成長物語になっていく。
創作教訓ファンタジーと思えばなかなか読み応えがあると思う。
目次。 見やすいように縦表示で撮ってみた。
目次からして大分本編アリスとは違うのが分かる。
『愛ちゃんの夢物語』と同じくこちらも画像データ本。黄ばんだ画面に時代を感じる。
これ最後の方に『命懸のかくれん坊』というお話があって、これにもアリスという少女が出て来るんだけど、これがどう考えても子供が読む話ではない。私は興味深く読んだけど。
何故これを少女向け教訓話と一緒にまとめた。