『宝石鳥』と『白き女神の肖像』2冊シリーズ……というか、同じ世界の中の二つのお話。
芸術!美!て感じで読んでてうっとり。 踊りとか音楽とか絵画とか……。
『白き女神の肖像』の最初の方の、芸術家たちが集まって美しい家具や小物だけで整えた館とか堪らないし、他にもお庭とか色々美しい描写があって。素敵。
『宝石鳥』に出て来る真狩という人をD氏で思い浮かべて楽しんでいるのはここだけの話。
ちなみに『宝石鳥』の中身はこんな感じ。 たまーに、本当にたまーに出くわす二段組み。
なんかレア感あって好きなのよね。心なしか文章量が多く感じる気もする。
『白き女神の肖像』の方は普通の文です。
この2冊の間に出たという文庫。オリエンタルの空気を感じる物語。
この3冊で鴇澤亜妃子さんの物語がとても好きになったので、新刊を待ち望んでいるのですが。