LondonsAlice’s blog

好きな物事について。

『ミザリー』

『ミザリー』文春文庫 Kindle

読んだのよ『ミザリー』を。

前々から読んどこうなぁと思っててタイミング逸してたのを、やっと読んだの。

Twitterにて2022-04-14記述)

あらすじから想像したのの10倍くらい壮絶でしたが、読んだ甲斐はあった。

私の中にも小さなアニー・ウィルクスは住んでる。というのを自覚しつつ色んなお話と付き合っていきたい。

 

私はあれほど熱烈に大ファンだと自称するような相手はいないけど、それなりに思い入れのある作品というのはあって、それらが何かの事情でアレンジされたりするときに、それが好みに合わなかった場合とか、思うところがないとは言えず。そんな気持ちを持て余すこともあり。

時にはよっぽど作者(製作スタッフ)に何かしらの意見投書でも、と思ったことも無いでは無いけど(実際やったことはない)。でもミザリー読むと、そういう時私の中では小さなアニー・ウィルクスがのたうってるんだ……と冷静になれて、結構気分がマシになる。と思う。

多分フィクションとか架空の何かを愛好してる人たちの中には大体住んでると思う、小さなアニー・ウィルクス。 あんまり暴れさせずに生きていきたいもんです。

(作中のアニーは過去にとんでもないこと幾つもやらかしてるけどその部分は置いといて。フィクションに夢中になる部分についての話)

 

しかしあの状況で創作意欲や良いネタが湧いて執筆に打ち込めるポールさん凄いな。作家魂……。