Twitter投稿 2020-11-22
獅子雄の服が好きでね。
あの、特徴的なあの格好。私、初めて見たときから、何とも言えない親しみと好感を感じててね。
そんな折にこの記事 https://t.co/VzuYcYm8TK?amp=1 を知って、とても腑に落ちた。
“労働者風”そうだわ。それだわ。
つまり獅子雄の服ってこの系統の服ってことで。そりゃ私が親しみも好感も持つはずだわ。昔から馴染んだ人たちと同系統だもの。
ヨレ気味のシャツにスカーフ巻いて、ベストと上着はまちまちだけど。クラシックな下町の労働者テイスト。
で、それで。
それを踏まえての。
!!!
この……スカーフとか、丈の長い上着とか……目立つアイテムが似てて……20世紀初頭の世界に溶け込む……。
どこかの世界に花売り娘を情報屋として使ってる探偵さんとか居てもいいんじゃないの……。
で、そこからの、
「どうしたそんなにめかし込んで」
「あんたの使いっ走りみたいな暮らしからおさらばすんのさ」
なぁんてね!
数ヶ月後。立派なレディになった彼女のもとに貴公子然とばっちり決めた探偵さんが現れて
「やぁご機嫌ようレディ。ところであそこの貴族のスキャンダルなんだが」
「あんたのパシリはもうしねぇって……あなたのお手伝いはもうしないと申し上げましたでしょう。お引き取りくださいませ」
そんな様子を遠巻きに見つめながら
「あいつがあんなに素敵なレディと親しいなんて……」ともやる助手さんも多分いる。
(その場合助手さんの肩書きはなんだろう。心理学者とか?)
助手さん「あの……彼女は?」
探偵さん「昔の知り合いだ」
助手さん「……それは、どういう……?」
探偵さん「……あまり詳しく言うと彼女のためには良くないんだが、まぁ絶対に誰にも漏らさないと誓えるなら話してやらないこともない」
助手さん「……遠慮しとくよ……」
探偵さんは彼女が下町の花売り娘上がりだというのがばれたら色々あれだから黙ってるだけなんだけど、助手さんの頭の中には身分高い貴婦人のお忍び依頼をかっこよく助ける探偵さんのなんやかんやが湧いてきて更にもやもや。探偵さんはそれに気付いてるけど知らんふり(…)。
その後、助手さんだけで行動してる時にばったりその彼女と出くわして、もやつきながらもそつなく会話したら、
「あなたはあの方とは比べ物にならないほど紳士で素敵な方ですのね。あの方も少しは見習えばよろしいのに」なんて言われてまた困惑する助手さん。
ああ楽しい。