LondonsAlice’s blog

好きな物事について。

2023-01-01から1年間の記事一覧

『アリスの国の不思議なお料理』KK BEST SELLERS

不思議の国と鏡の国に出て来る食べ物飲み物から発想を広げたお料理本。 物語のシーンと共に作り方がついている。 メニュー例は『“お飲みなさい”スープ』『“お食べなさい”ケーキ』『バタつきパン蝶プディング』『牡蠣の大饗宴』……読むだけで楽しい料理の本。 …

『ルイス・キャロルの自然誌と超自然誌―アリスは何と出会ったか』櫂歌書房

動物や植物などからみるアリス物語とルイスキャロルの生きた時代……って感じの本。 この手の本には珍しく表紙が写真。爽やかな空気を感じる。 植物のカラー写真が載ってるページがあったりして楽しい。 これに限らずアリスとキャロルで学問してる本って色々あ…

『出会いの国の「アリス」―ルイス・キャロル論・作品論』未知谷

こちらの本、特にテニエル卿のエピソードに興味を惹かれる。 挿絵についての話は勿論だけど、結婚二年で妻と死別した後はずっと独身を通したというところにどうしても惹かれてしまう。 テニエル卿、結核になってしまった奥さまに騎士のような誠意と愛情をも…

『ルイス・キャロル ハンドブック アリスの不思議な世界』七つ森書館

本文二段組みで色んな視点からアリスとキャロルと当時のイギリスについて書いてくれている。 順当にマザーグースから、植物などの自然史、意外なところでは近代スポーツとか。 アリスの日本語訳や日本での挿絵についての項目もある。

『ヴィクトリア朝のアリスたち ルイス・キャロル写真集』新書館

ルイス・キャロルの撮った写真がメインの本。 表紙はアリス・リデルじゃないんだけど。 リデル家の子供たち以外にも色んな少女や人物の写真が。キャロル撮影以外のもある。 アリス・リデル18歳の写真の眼差しの愁いに惹かれてしまう。 最後の方には暗黒的な…

#本の中のアリス 番外

何冊かの本にちらほらと出ている、アリス・リデルとレオポルド王子のロマンスについては多いに空想心を刺激されるところなのですが。 でもWikipedia見るとそうとも限らないようなことが書いてあり、まあ話半分にしておくのがよいのでしょう。 それでも空想は…

ルイス・キャロルと手紙の本。

ルイス・キャロルの手紙にスポットを当てた本2冊。 イラスト表紙の方は、手紙と共に彼の人生記みたいな感じ。 モノクロ写真の表紙の方は、ほぼ少女宛の手紙のみ。しかもアリス以外の子たち宛。 どちらも趣深い本。 『少女への手紙』文庫と電書も出てたんです…

『濱地健三郎シリーズ』角川文庫

濱地先生の文庫買ったー。 こっちの表紙も慣れるとなかなか。 先生が恋に破れたときのお話はきっとずっと明かされないのだろうなぁと思うのも楽しい……。 これからまた新刊出たら電書で、文庫出たら紙で。になりそう。

『不思議の国の"アリス" ルイス・キャロルとふたりのアリス』求龍堂グラフィックス

これ結構大きい本なのです。 まだネットで買い物をするのに慣れていなかった頃、書店で取り寄せた思い出……。 広げるとゆったりした心地になる。気がする。

『不思議の国のアリスの誕生』創元社

これも割と前に買った本。 イラストも写真も豊富。スナーク狩りからの引用も。

『図説 不思議の国のアリス』河出書房新社

緑枠に赤帯が2007年の旧版、赤枠に緑帯が2021年の新装版。 対っぽいデザインも好きな2冊。 物語に纏わることは勿論、オックスフォードのことやらキャロルの写真のことやらについても。

『不思議の国のアリスへの旅』河出書房新社

イクスピアリの丸善でこれを見つけたときのことは未だに覚えている。 これからアリス関連本集めが始まったといっても過言ではない。 そんなに厚みはないけれど内容は充実。見た目も中身も可愛い本。

『アルハンブラ物語』光文社古典新訳文庫

三が日の間これを読んでいたよ。 旅行記と物語が混ざり合ったような……こういうのを紀行というらしい。のかな。 思った以上に面白かった。書き手のロマンチスト感が良い。 この本、解説あとがき抜いても700ページ以上。 時間があれば一日でも読めるだろうけど…