ルイス・キャロルのイラスト入り『地下の国のアリス』
なんと帽子屋のティーパーティーシーンが入っていない。初めてそれを知った時はびっくりであったよ。
これがルイス・キャロル氏の画風。
……どうやら人間ではないものを描くと独特になるようであるなぁ、と。(グリフォンとかエセウミガメとかもなかなかである)
けれどもこれが彼の人の手で描かれたものと思うと愛おしい。 最後にはアリス・リデルの絵もあるの。
確認したらエセウミガメじゃなくてウミガメモドキだった訳文……。 後ついでに追記すると『地下の国』には帽子屋たちだけじゃなくて公爵夫人の家のくだりとチェシャ猫もいない。
私エセウミガメって言葉どこで知った? 手持ちのアリス本ざっと確認しても「ウミガメモドキ」「ニセウミガメ」「海亀フー」「モックタートル」とか翻訳様々色々あるけど「エセウミガメ」って無いんだ。私どこで見た?
もしかして映像版の台詞だろうかと思ってあれこれ字幕も吹替えも確認したけど、それでも無いんだ。 私「エセウミガメ」って文字列をどこで見た?それとも見てないの? 色んな訳がごっちゃになって頭が勝手に作ったのか「エセウミガメ」?
こんなに馴染んだ訳語なのに、実は読んでも聞いてもいない? なんだそれ!?
私の記憶がWonderでCurious。 なんなんだエセウミガメ。