Twitter投稿 2021-02-05
街角スーツなD氏と大人エレガントなオードリーで、先日とはまた違ったロマンスを。
概要：身分高いご令嬢と一介のビジネスマンの恋。邪魔は数多。今日は彼女の望まぬ婚約披露パーティー。さあ彼は、彼女は。
彼は彼女に会いたいのだけれど、正面から訪ねていっても会わせて貰えず追い返されて建物にも入れない。やっぱり自分は彼女に釣り合わないのか。でも他の人と婚約なんてして欲しくない。ああ、せめてひと目だけでも……途方に暮れて、壁にもたれて溜め息をひとつふたつ。
その壁のずっと上には彼女の控え室。婚約なんてしたくない彼女は彼を想って溜め息。彼に会いたい……とブラインドをずらして窓の下を見下ろせば、そこに想い人の姿が。彼が来てくれている！心は弾むけれど、会いたいと言ったって周囲が許さないことは分かっている……どうしましょう。
さて、彼女への想いに沈む彼。その頭上を掠めて足下に落ちる何か。拾い上げると、それは紙が結びつけられた一輪の薔薇。上階を見上げ、驚きながらもその紙を開くと、そこには目立たない通用口と建物内の秘密の通路を教える図と、彼女からの言葉。
『ここからなら、人目につかずに会えるはず。そして私もあなたと一緒にここを出ます』
さあ、これを見た彼の喜びといったら！薔薇を大切に胸ポケットに差し込み、手紙を何度も確かめて、胸高鳴らせて彼女のもとへと向かうのでした。
……なぁんてね！楽しかった今回も！
この後は、二人で落ち合い、でもギリギリで見つかって、彼女がドレス姿のままで「私が愛しているのはこの人」と宣言して二人駆け出すも良し。
地味で目立たない格好に着替えた彼女が彼と落ち合って、バレずにこっそり抜け出すも良し。どっちでも絵になる。
